塩と砂糖
2007年 07月 05日
ぼちぼち片付けながら、いろんな出来事をここに書いてゆこうと思います。
車で、家→ネバダ→ユタ→アイダホ→ワイオミング→サウスタコダ→ワイオミング→コロラド→ユタ→ネバダ→カリフォルニア。
一日大体、350マイル(560Km)走ってますねぇ・・・・
どこも都市を離れると、何もない所を延々と走るわけで、2時間ぐらい走ったぐらいで、Rest Area,という休憩スポットがあります。
木陰にピクニックテーブル等があり、砂漠にオアシスといった感じです。(笑)
で、ネバダからユタに入ってすぐのRest Areaでの事。
ユタの地図を見てもらうとわかると思いますが北西にソルトレイク・・・・
そしてソルトフラットと言って、湖面が乾いた塩の平原が広がっているんです。
ここでは、カーレースなんかもあるそうですが・・・・
ハイウエイの両側にレストエリアがあり、行きで止まったので右側にある展望台に上がって
写真を撮って降りようとしてると、
下からでっかいおっちゃんがカメラ片手に登ってきます。
おっちゃん:「やぁー、あの向こうに見えるのは、全部塩かい?」
私:「はぁ~、ちゃうちゃう、あれは、砂糖だよ!」
おっちゃん:「はっはっはー、そりゃいい!わしゃーそれがいい!(大笑)」
大笑いしながら、おっちゃんは、展望台に登って行きました。
下から、奥さんらしき人が登ってきながら、
「是非、あなたが何をあのおっさんに言ったか聞きたい!」
彼女も笑いながら登って行きました。
それだけなんですけどね。(笑)
旅の楽しみって、日常と違った景色や街の様子、美味しい食べ物
快適な宿、掃除、料理といった家事から解放されての自由と、いろいろあるけど、
旅先で出会う人達とのほんの一時の関わり・・・それも素晴らしい思い出になるものです。
その土地の印象って、関わった人達の印象でずいぶん違ってくる気がします。
ホテルやレストランで働く人達が親切で暖かいと本当にうれしいものです。(笑)
どこに行っても、出会いを楽しもうと思ってます。
ひょいと口から出た冗談であのおっちゃん夫婦が一時笑ってくれたら・・・・
それは、私の中でも一時の旅の笑いの思い出となります。(笑)
ソルトレイクの有る北の方と砂漠やキャニオンの多い南の方では、まったく違った顔を見せてくれてなかなか興味深いですね。
塩の平原が見られるのは、ネバダに近いソルトレイクの
南に広がってます。